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2013/09/20

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異常気象

新潟事務所

 今年も早いもので、9月も半ばを過ぎました。ここのところ、やっと天候が安定してきて、過ごしやすい気温になり、食欲の秋、行楽の秋、スポーツの秋、真っ盛りといったところでしょうか(個人的には睡眠の秋ですが‥。)。

 ところで、今年の夏を振り返ってみると、まさしく今までに経験したことのないような異常な天候だったと思います。高知県四万十市では国内最高気温を6年ぶりに更新する41.0℃を記録し、大都市ではゲリラ豪雨が多く発生、太平洋側では少雨による水不足、北陸・東北地方では梅雨明けが遅れ、8月上旬まで大雨が続きました。また、日本各地で、数年に1回程度しか起こらないような1時間に100㍉前後という雨が観測された場合に発表される、記録的短時間大雨情報も頻発しました。9月に入っても関東地方では竜巻が発生し、先日の台風18号による被害も甚大なものとなりました。

 このような極端な天候は、やはり地球温暖化がもたらしているものと言えるでしょうし、これは今年だけに限らず、今後もっと増え、強さも増すと気象庁も会見で発表していました。

 大雨や台風などによって、大規模な災害の発生が予見される場合には、気象庁や各自治体などから様々な情報の発表がありますが、各地の災害のニュース等を見ていると、そのような情報だけを鵜呑みにせず、自分の置かれている状況をちゃんと確認し、五感を働かせ、時には第六感を信じ、その場その場で的確な行動を取ることが大事だと改めて思わされました。

 もちろん、今夏の天候が数年後、数十年後に「当たり前」にならないこと、またどんなときも災害が起こらず平穏に過ごせることを願ってやみませんが‥。

 

(秋晴れの新潟市内)

【投稿者:渡辺(佳)】

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