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2014/04/25

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燕三条事務所の改装

燕三条事務所

遅ればせながら,2月23日に燕三条事務所はプチ改装を行いました。

下の写真は新しく増築された「相談室3」です。



相談室の天井や壁には,断熱・吸音材としてロックウールを使用しています。

 

ロックウールとは,耐熱性に優れた高炉スラグや玄武岩,その他の天然岩石などを主原料として,キュポラや電気炉で1500~1600℃の高温で溶融するか,または高炉から出たのち,同程度の高温に保温した溶融スラグを炉底から流出させ,遠心力などで吹き飛ばして繊維状にした人造鉱物繊維のことをいいます。(ロックウール工業会HP参照)

 

つまり,石でできた綿飴のようなものですね。

繊維の間の空気の壁を利用して,熱の移動を防いだり,音のエネルギーを吸収するわけです。
 

「石でできた綿飴」というと,アスベスト(石綿)をイメージしてしまうかもしれませんが,ロックウールはアスベストよりも,繊維の直径が太くて体内に吸入されにくいため,お茶などと同一の発がん性の評価(「人に対する発がん性について分類しえない」)となっています。(ちなみにアスベストは「人に対して発がん性あり」の評価)

しかも,材料が石なので,他の断熱・吸音材と比べても,断熱性や防音・吸音性だけでなく,不燃性・防火性に優れているので,より安全性が高いと言えます。

 

また,防音効果をさらに高めるため,ドアには気密パッキンを施工しております。(※そのため,ドアの開閉に違和感があるかもしれませんが,ご容赦頂きたく存じます。)

 

当事務所はプライバシーに配慮した相談室を設けておりますので,ご利用の際は,安心してご相談頂けます。

 

【投稿者:浅田】

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