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2014/06/13

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故郷の花

新潟事務所

梅雨も本番となりました。

 

ぐずついたお天気が続き、少々気も滅入る今日この頃ですが、そんな季節に清涼感を与えてくれるのが、この時期に咲く花々です。

 

ところで、梅雨の花の代表格と言えば、やはり紫陽花(あじさい)ですが、地味ながら紫陽花と肩を並べるもうひとつの代表格が、菖蒲(あやめ)の花ではないでしょうか。

 

とりわけ、私の故郷新発田市は、あやめの町として有名です。

 

町のシンボル「新発田城」は、かつてお城のまわりにあやめが多く咲いていたことから、別名「あやめ城」として親しまれ、今もお堀のまわりにはあやめが植えられているようです。

 

 

また、運動会での踊りといえば「あやめ音頭」が定番でしたし、今も町のあちこちに、あやめをモチーフにした絵柄が多く見られます。

 

思えば、私も学生時代、あやめの花を象った校章を襟元につけていましたが、残念なことに、いぶし銀の色合いとリアルな形状から、あやめというよりむしろ蝿に近いと言われていました・・・(汗)

 

とにかく新発田の人々にとって、あやめの花は、物心ついたときから親しみ深い花なのでしょう。

 

故郷を離れた今でも、紫色のあやめの花を見ると、どこか懐かしい気持ちになります。

 

さて、新発田市の五十公野公園では、今年も6月中旬から「あやめ祭り」が開催されるそうです。

 

いつもは静かなこの公園ですが、実は日本4大あやめ園にも数えられていて、この時期60万本のあやめが咲き誇るのだそうです。

 

「4大」というところは若干気になりますが、この時期だけの光景ですので、今年もぜひ足を運んで梅雨のひとときを楽しみたいと思います。

 

 【投稿者:皆川】

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