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2014/11/21

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あとかたづけ

新潟事務所

転勤に伴い、ここ数年で2度の引越をしました。

 

もともと片付け下手のため、最初の引越の際の絶望感は酷いものでしたが、その後極力物を増やさないよう心に誓ったこともあり、次の引越では労力もずいぶん軽減され、やればできるという自信につながりました。すぐに元の木阿弥になるとは思いますが、自分の生活や必要なものを見直す上で、大変よいきっかけになったと思います。

 

自身の引越を経験した後で、あらためて実家の様子を見てみると、長年の生活のなかで蓄積されたものの多さにあらためて驚きます。

 

古い道具などの不要品もさることながら、我が家では祖母が趣味で集めた食器の多さも尋常ではなく、思い立って片付けを試みた母も、体が痛くなり途中で断念したそうです。

 

収納術や断捨離など、様々な情報もあふれている昨今ですが、引越など強制的な機会でも与えられない限り、何十年も住み続けた家の整理に着手するのは、なかなか気が進まないことです。

 

が、いざ着手しようとしたときには、母のように年老いて作業もままならず、もどかしい思いをすることも多いのではないでしょうか。

 

まして、その親が認知症や病気を患い、意思を確認することすらできなくなってしまったら・・・。

 

どこに何があるのか、何を大事に思っているのか、母の様子を見ていたら、今まで何となく先送りにしてきた話題にも、そろそろ真剣に向き合う時期にきていることを実感しました。

 

親の立場、子の立場それぞれに思いや不安はあると思いますが、皆様やご家族が安心して生活できるよう、当事務所では遺言作成や財産管理、任意後見など、弁護士が専門家の立場から皆様に適したアドバイスをさせていただいています。

 

不要品の整理術まではご指導できませんが、是非お気軽に当事務所をご利用下さい。

 

【投稿者:皆川】

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