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2018/06/25

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18才

新潟事務所燕三条事務所長岡事務所新発田事務所上越事務所東京事務所

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娘:「お父さん、私、結婚するわ!」

父:「何~!?まだ18才のくせに何を言っているんだ!絶対に許さん!!」

娘:「私は、もう18才で、大人よ。法律上も18才ならお父さんから許可もらわなくても、結婚できるんだから!」

父:「な、なんだって~~~。も、ももこ・・・(T_T)」

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なんてことが、実際に起きる可能性が出てきました・・・(冷汗)

 

2018年6月13日に、民法上の成人年齢を、現行の20才から18才に引き下げる民法改正案が成立し、2022年4月1日から施行されることになりました。

 

既に、選挙権は18才から付与されていますが、今後は、民法上も18才で「大人」と認められることになります。

 

それを受けて、女性が結婚できる年齢が、現在の16才から18才に引き上げられるとともに、親の同意が不要になります(ちなみに、私の娘は2022年4月の段階で中2です・・・)

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娘:「お父さん、私、結婚式のために、エステに通うから、契約してきたわ!」

父:「何~!?結婚も許していないのに、今度はエステって・・・」

娘:「でも、私は18才だから、自分で契約もできるのよ。クレジットカードも作って、分割で支払うから大丈夫よ!」

父:「も、ももこ・・・(T_T)」

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今まで、20才未満の子供が両親の同意なく締結した契約は、親が取り消すことができましたが、成人年齢が18才になると、それもできなくなります。

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娘:「あ、そうそう、新婚旅行は海外に行くことにしたので、パスポートも取ってきたわ」

父:「あわあわ・・・」

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現在、20才未満は有効期限が5年間のパスポートしか申請できないことになっていますが、18才から有効期限が10年間のパスポートの申請ができるようになります。

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娘:「あ、これから、友達が結婚のお祝いしてくれるっていうから、帰りは遅くなるからね!」

父:「酒はまだ飲んじゃダメだぞ!!」

娘:「分かってるわよ、お酒は20才になってから、でしょ」

父:「も、ももこ・・・(T_T)」

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ちなみに、民法上の成人が18才に引き下げられても、お酒やタバコ、ギャンブルは、現状と同様に20才まで禁止のままです(よかった・・・)

 

今後は、18才が成人として扱われても大丈夫になるように、学校や家庭での教育が重要になってきますね。

 

子の親離れもますます早くなっていくんでしょうね・・・(せつない・・・)

 

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