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2019/10/03

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話題の「こども六法」を読んでみました!

新潟事務所燕三条事務所長岡事務所新発田事務所上越事務所東京事務所

2人の子供を育てている親としては、他人様の迷惑になるような事をしない子に育ってほしいと常々思うわけですが、そんな中で「こども六法」の存在を知りましたので、早速読んでみました。

内容については詳しく記載出来ませんが、大体は以下の内容について書かれています。

 

・刑法
・刑事訴訟法
・少年法
・民法
・民事訴訟法
・日本国憲法
・いじめ防止対策推進法

 

テレビのニュースなどで耳にする機会が多い単語や事柄を中心に、親しみ易い絵を取り入れ、分かりやすく簡潔に解説されています。
それに、全ての漢字にふりがながふられているのも、子どもを意識した作り・構成になっていると感じます。

 

印象としては、小学生低学年くらいでも、絵を見せつつ読み聞かせることで、理解出来るんじゃないかと思います。

 

それと、大きな特徴だと感じたのが、「いじめ対策防止推進策」を、民法や日本国憲法と同じくらい大きく扱っている点です。

 

「なぜだろうか?」と素朴な疑問から巻末を読んでみました。

 

本に関する情報をあまり知らずにこの本を手にとったんですが、「いじめ」を体験された筆者が、「いじめという犯罪から子供を救いたい」と思い執筆されたそうで、出版にあたっては、クラウドファウンディングで資金調達を呼びかけ、実に300人以上が出資があったそうです。

 

内容自体も、「いじめがなぜ悪いのか?」といったものではなく、「いじめから誰が助けてくるのか?」といった事に重きが置かれています。

 

書いてある内容は、特効薬的なものでは無いんですが、こども向けに書かれている事もあり、「大人の役割」を考えさせられる内容でした。

 

さて、私の子どもたちはまだ小さく、残念ながらこの本を自分では読めないんですが、朝のニュースを見ていた横で、

 

「ほしゃくきんってなに?」

 

と聞かれた際に、本を見せながら説明してみたら、興味を持ってくれたみたいです。
※理解はしていないと思いますが(^_^;)

 

この本に限った事ではないですが、もう少し成長し、一緒に本を読めるようになるのが楽しみです!

 

【投稿:種】

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