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2012/12/21

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きよしこの夜

新発田事務所

今年も残すところあと僅かとなり,寒さも厳しくなってきました。

この時期になるとどこもクリスマスムード一色といった様子です。

今年はクリスマスイブが振替休日なので新潟駅のけやき通りのイルミネーションを見に行く方も多いのではないでしょうか。

 

ご存じのとおり,クリスマスは毎年12月25日(ロシアなど一部では1月7日)に行われるイエス・キリストの聖誕祭(降誕された日で誕生日ではないそうです。)であり,多くの国で祝日となっています(日本でも祝日にしようという動きはあるようですが,政教分離の問題などから見通しは立っていないようです。)。

 

日本では,1549年のキリスト教伝来以降にクリスマスが行われましたが,江戸幕府の弾圧により明治の初期まではまったく受け入れられませんでした。その後,クリスマス商戦が始まったことを契機に段々と定着していき,昭和初期には年中行事として広く普及していたようです。しかし,多くの日本人にとってクリスマスは宗教行事というより,ただのイベントとしての認識が強いようです。

 

私は一度クリスマスの礼拝に参列したことがありますが,厳粛な雰囲気の中で行われるミサは,クリスチャンではない私もすごく神聖なものだと感じました。多くの教会はキリスト教徒以外にも門戸を開いているので,一度宗教行事としてのクリスマスを体験してみるのもいいのではないでしょうか。

 

【投稿者:酒井】

 

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