CASE

解決事例

2025/01/16

顧問契約・企業法務

ウェブサイト上のイラスト利用について著作権侵害による損害賠償請求を受けた事例

顧問契約・企業法務

<相談内容>

相談者である事業者は、インターネット上から無料のイラスト素材だと思ってダウンロードした一般的な絵柄のイラストを自社サイト上に掲載したところ、著作権者の委託を受けた会社から著作権侵害を理由に高額の損害賠償請求を求める通知書が届きました。

<相談後の対応>

当事務所の弁護士が依頼を受けて、損害賠償請求をしてきた著作権管理を行っている会社と交渉をしました。

著作権を侵害している事実が確認されたことから、請求の根拠としてきた著作物の利用料金に関して実際の利用実績等の確認を求めるなどして減額交渉を行った結果、請求額より低い金額で和解することができました。

<弁護士からのコメント>

「フリー素材」「無料」などという検索ワードでネット検索した画像をフリー素材であると誤解し、十分な確認なく画像を利用して同種の請求を受けるケースが見受けられます。

請求を受けるのは、ネット掲載後長期間が経過したタイミングで、非常に高額な金額の請求を受けることも少なくありません。

トラブルを避けるためには、著作権についての基本的な理解が必要です。