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法務情報

2013/09/10

法務情報

【相続】終活のすすめ

新潟事務所遺言・相続弁護士角家理佳

相続の紛争は,発生した後にできることには限りがあります。そこで重要になるのが生前の対策です。

 

うちの子どもは兄弟仲良く育てたから大丈夫と思われた方も多いと思いますが,現実には,ほんの些細なことがきっかけとなって,相続が「争族」になることがあります。そうなると解決には長期間を要しますし,壊れた親族関係の修復はほぼ不可能になります。

 

また実の娘以上に尽くしてくれた嫁に財産を残してやりたいと思っていても,お嫁さんは舅姑の相続人ではないので,何もしなければ1円も残してあげることは出来ません。そのほか,自分の死後に遺される障害のある子の生活の手当をしておきたい等の希望もあるでしょう。このように自分の最後の意思が実現されるためにも,生前の対策が必要です。

 

生前に財産を分け与える(生前贈与),遺言書を作成する,民事信託を利用する等,いくつかの方法がありますので,ご希望にあった方法を,すぐにも検討されることをお勧めします。

 

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◆弁護士法人一新総合法律事務所 弁護士 角家 理佳
(当事務所「家事」チーム責任者)◆

<初出:顧問先向け情報紙「こもんず通心」2013年2月28日号(vol.121)

 

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