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2017/10/30

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10/25 損保代理店向けセミナー「新規分野を開拓するために弁護士と保険のプロが授ける〈三本の矢〉」を開催いたしました!

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10月25日、損保代理店向けセミナー「新規分野を開拓するために弁護士と保険のプロが授ける〈三本の矢〉」を開催いたしました。

 

第1部では、「変化する保険の社会的背景~情報セキュリティや会社法の施行、個人の働き方の視点から~」と題し、当事務所、新発田事務所所長、弁護士 中川 正一より、新しい保険が誕生することになった社会的背景についてお話しさせていただきました。

 

今回のセミナーでは、➀サイバーリスク保険 ②D&O保険 ③GLTD保険の3つの保険を取り上げました。

まず、➀サイバーリスク保険が誕生した背景としては、不正アクセスが増加しているという事情があります。

不正アクセスの代表的なものとして、いわゆるベネッセ事件(委託先のシステム管理会社の社員がアクセス権限を濫用し、不正にシステムにアクセスし、個人情報を取得・漏洩させた事件)があります。

推定4,000万人分の個人データが流出し、ベネッセはお詫びとして一人あたり500円を支払いました。

しかし、個人の訴えにより10万円の損害賠償が請求され、二審判決では「個人では情報を漏えいされて不快感や不安を抱いただけでは、直ちに損害賠償を求めることは出来ない」とされていたのですが、最高裁は「審理を尽くさなかった違法があるといわざるをえない」として、審理を大阪高裁に差し戻しました。

個人による意図的な情報漏洩だけでなく、ウィルスによる情報漏洩が増えている現状から、サイバーリスク保険の需要は高まってきていると言えます。

 

GLTD保険は過労死や仕事が原因のうつ病等が増える現代社会において必要とされており、労災保険とは違って長期保障で、傷病手当や会社の補償制度を補完するように設計できるという特徴があります。

D&O保険については、会社で不祥事が起きた際に、代表者や役員が制裁を加えられる時代になっているため、役員の経営判断の誤りに対して保険保護を与える保険として、需要が高まってきています。

 

 

第2部では、ゲスト講師として株式会社ファーストプレイス 取締役 田伏 秀輝氏をお招きし、サイバーリスク保険・D&O保険・GLTD保険の販売現場ついてご講演いただきました。

 

上記保険の内容をはじめとし、をどのように販売すればよいのか、営業の仕方などを中心に、保険代理店の皆様が明日から現場で実践できるようなお話をたくさんいただきました。

実際に保険を販売されている現場の方からは、「具体的な事例がとても参考になった」など、大変ご好評でした!

 

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当事務所では、保険代理店の皆様のお力になれるよう、交通事故案件の処理について様々なノウハウをご提供しております。

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